2009年07月04日

やらかしてしまいました

サイエンスカフェの情報を私が講師をしている東洋高校の生徒さんにも伝えたのですが、黒板に書いた開始時間が18:30〜と間違えていました。
(なんと4クラスとも!)

誰か見つけてくれた人は、クラスの皆さんに伝えてください。
たぶん見てないよな・・・。
正しくは18:00〜です。
ごめんなさい。

m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m m(..)m

…誰も見てないだろうけれど。


情報を再掲します。
詳しくは下のとおりです。

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第3回こまば脳カフェ 「道徳って何? ―脳科学が明らかにする道徳的認知のメカニズム―」
Date: 2009年7月9日(木)18:00-19:30
Place: 東京大学駒場キャンパス 18号館4階オープンスペース
ゲスト 高橋英彦さん
(放射線医学総合研究所 主任研究員)


事前登録不要, 入場無料カンパ制

詳細はこちら
http://utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2009/07/komaba_brain_cafe_3/

○「脳カフェ」とは?
今日、「脳」に対する社会の関心はますます増しています。一方、脳科学は発展途上にあり、複雑な脳の働きはまだまだ解明段階です。私たちは脳をどこまで理解することができるのでしょうか。また、脳科学に何を期待することができるのでしょうか。このたび、脳に関心を持つ人々が集い、自由に語り合うことのできる場を目指し、「脳カフェ」を開催いたします。定期的に開催し、尽きない話題を語っていく予定です。ぜひお気軽にご参加ください。

○今回のテーマ
今回のゲストである高橋さんは、道徳的認知や「ねたみ」などの感情の、脳におけるメカニズムの研究をされています。こうした研究により、社会的な感情や認知のしくみが少しずつ明らかになりつつあります。脳科学が明らかにする人間像をめぐって、精神科の医師でもある高橋さんと語り合いましょう。

主催:
東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」
東京大学科学史・科学哲学研究室
連絡先:
東京大学こまば脳カフェ実行委員会
cafe@utcp.c.u-tokyo.ac.jp
【イベント告知の最新記事】
posted by ぼく at 21:45| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月18日

コーヒー片手に科学

「サイエンス・カフェ」って知ってますか?


今日では悲しいことに科学は一般人の手の届かない所にあります。でも・・・


科学者が苦労して獲得した知識が、科学者以外の人の手に届かないなんてもったいないですよね?


サイエンス・カフェとは私たち一般人の手の届かないところにある「科学」を、私たちの手の届く所に取り戻すという実験的な試みです。


それは、生身の科学者が何をしているのか、何を考えているのかを私たち一般人が知る場です。逆に科学者が、一般人が科学に何を求めているか、何を心配しているかを知る場でもあります。


でも、それをフォーマルで堅苦しい場にしてしまうと、お互い本音を言えないですよね?


そこで、その名の通り、コーヒーでも飲みながら気軽に話し合っちゃおうと考えたわけです。


このたび、私が実行委員として参加しているサイエンス・カフェが
7月9日の夜6時から、東大駒場キャンパス内で開かれます。脳科学者で精神科医でもある方と人間とは何かについて語り合おうという企画です。


誰でも無料で参加OKです。でも飲み物代は自己負担になるかも。興味のある方、私がへまをするのを見たい方はぜひお越しください。ポスターができたらこのブログにも貼るつもりです。

ポスターできました!

第3回poster.jpg

興味があるけれど東京は遠くて行けない、という人は、「サイエンス カフェ」でググってみてください。各地で行われているサイエンス・カフェが出てきます。
posted by ぼく at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月31日

料理の本

久しぶりの書き込みです。

今年はいろいろと仕事が増えたため忙しくなってしまって、夢を見るとかそんなヒマもないこのごろ。


それでも、食生活では結構楽しんでいます。

昔から料理、とくにスパゲッティを作るのが好きで、今では10種類以上のレパートリがあります。

ちょっと挙げてみると・・・


ペペロンチーノ
アラビアータ
プッタネスカ(娼婦風)
ボンゴレ
海の幸(塩味、トマト味)
カニ(エビ)の生クリーム入りトマトソース
イカの塩辛と生クリーム
タラコと生クリーム
カルボナーラ
ジェノベーゼ(バジル、松の実、ニンニクなどのペースト)
ニンニク、パセリ、チーズ、生クリームのソース
バジルとトマトの冷製
ミートソース


・・・こんな感じです。
あとは、麺の種類や材料を自分なりにアレンジして作ってます。
手打ち麺はおいしいけどやたらと手間がかかるので、
いつも市販の乾麺で作っています。

スパゲッティの良さは、調理時間の短さと材料費の安さにあります。
上のミートソース以外は、「よし、作るか」と思い立ってから20分以内で作れます。
材料費は、1人分(大盛り)で100〜500円といったところです。

これからスパゲッティを志す人には次の本がおススメです。
文庫本なので手軽に買えて、
しかもカラー写真満載なので、見ているだけで幸せになります。


落合務の美味パスタ (講談社+α文庫)

『落合務の美味パスタ』講談社+α文庫


はじめから自己流で作るのではなく、レシピどおりに何度も作って、自分の「軸」をしっかり作ることが重要だと思います。自己流のアレンジをするのは、その後にするべきです。

というのも、私じしん、はじめは自己流で作っていたのですが、私を含めてほとんどの人にとって自己流とは「テキトー」のことなので、毎回味が違ってしまって、上達することがないからです。
posted by ぼく at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月19日

ピグマリオン効果

こんばんは。

先月もまた書き込み忘れをやらかしてしまいました。
その反省として、少しは教師らしいことを書いてみます。教える仕事をしている方がた、あるいは、子どもを持つ親の方々の参考になればうれしいです。


「ピグマリオン効果」って知ってますか?
私は、大学4年のときに教育社会学者の苅谷先生のゼミで読んだ論文で知りました。これは教師の心構えについて、最も重大な含蓄がある心理学的な現象です。


ピグマリオン効果を発見した実験は次のようなものでした。

――――――――

ローゼンソールとジェイコブソンという二人の心理学者は、ある小学校に乗り込んで、「ハーバード習熟度テスト」を行った。テストの実施のさい、学校の教師たちは、心理学者から次のように告げられた。


「このテストは、知的に急成長し、来年度において実力を発揮する可能性の強い生徒を選び出すのに有効であり、しかも、その予測の信頼度は高い」



そして秋になり、新学期の始まる直前に教師たちはあるリストを渡された。教師たちは「それはハーバード習熟度テストにおいて学年全体で上位20%をとった生徒のリストである」と告げられた。実際には、このリストの生徒は、テスト成績と関係なくデタラメに選ばれた生徒であった。


ところが、その年度の終わりに行われたテストの結果、リストに名前のある生徒たちは、それ以外の生徒たちよりも良い成績をとる傾向があることが明らかになった。



これはびっくりな事実です。
だって、デタラメに選んだだけの生徒の成績が上がったわけですから。
「なんで?」と疑問が湧きます。


そこで、ローゼンソールとジェイコブソンは次のように推測しました。
リストに載っている生徒に教師が強く期待した結果、その生徒たちを他の生徒たちとは異なる接し方をし、その結果、彼らの成績が向上したのではないか。


――――――――


このような「教師の期待効果」がピグマリオン効果というわけです。
私はローゼンソールらの推測はかなり当たっていると思います。

教師は生徒についてさまざまな情報を得ています。
その子の過去の成績、親の社会的地位や学歴、兄弟のこと、
性別、容姿、話し方、どんな友達がいるか・・・。
それらの特徴は、必然的に学力を左右するわけではありません。
しかし、それらは、教師の中に、生徒の「イメージ」を作ります。


この子はきっとできる子に違いない、とか、
この子はできのいい子じゃない、とか。


さっきの実験では、「ハーバード習熟度テスト」という名前がもつイメージや心理学者たちの知的な雰囲気が、教師たちにそのリストの信頼性を刷り込ませることに一役買っていたと思われます。そして、教師たちは、リストという手掛かりによって良いイメージをもった子には、期待をかけて、授業中に何度も指名したリ、すぐに答えられなくても待ってあげたり、他の子とは接し方が違ってくるでしょう。


そうすると、その子は教師の期待を察して、自分はできる子なんだと信じるようになります。教師の期待に答えたい、という気持ちも生まれるかもしれません。そうしてその子は、失敗にもめげずに勉強を頑張れるようになるでしょう。そして、実際に少しでも成績が上がれば、教師はますます生徒の良いイメージを強くします。


このように、教師の期待と生徒の頑張りが相乗効果を生み、ますます生徒の成績が上がっていくというわけです。学力アップのからくりは以上のようなものだと思います。


ここまでは、ピグマリオン効果のポジティブな側面にだけ注目してきました。つまり、生徒についての良いイメージが、生徒の学力を上げるという側面です。


しかし、容易に想像できるように、生徒についての悪いイメージは、生徒の学力の向上を妨げるというネガティブな側面もあるはずです。


☆☆☆☆☆☆☆☆

以上のことから導き出せる教訓を述べてみましょう。


第一に、悪いイメージを持つことによって生徒の成長を妨げないように、教師は生徒に対して良いイメージを持って接するべきです。


第二に、上の下線部で述べたように、ピグマリオン効果は、生徒自身の自己イメージが影響されることによって生まれる可能性もあるので、仮に教師がすべての生徒についてよいイメージを持っていて、教師にそのつもりはなくても、接し方が生徒によって違ってしまうと、生徒の自己イメージを良くしたり悪くしたりするということも考えられます。そうすると、やはり生徒の成長が妨げられてしまうことになります。したがって、「えこひいき」と生徒に思われてしまうような接し方をしないように教師は常に配慮するべきだと思います。


第一の点について個人的なことを述べてみます。
私は幸い、今まで悪いイメージを持った生徒に会ったことはありません。どの生徒も、無限に伸びていきそうな予感があります。その予感は学力だけにとどまるものではありません。たまたまそういう生徒に出会ってきただけかもしれませんが、いつまでもそう信じていたいです。
逆に、そういうイメージが持てなくなったときは、教師を辞めるべきなんだと思います。


第二の点については、今だに不安があります。
気をつけてはいるのですが、私のふとした行動が、生徒の自己イメージを傷つけたり、「えこひいき」と思われてしまっているかもしれません。まったく不安がなくなるとしても問題ですが・・・。


長たらしい文章ですみません。
m(..)m
posted by ぼく at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 指導法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする